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ヒグマ冬眠せず街へ、釧路で足跡相次ぐ…暖冬の影響か

真冬にもかかわらず、北海道・道東地方でヒグマの足跡が相次いで確認されている。

 道警によると、1月6日以降、釧路市内で足跡確認の通報が6件に上っている。釧路支庁は「1月に市街地でヒグマの足跡が発見されるなんて聞いたことがない」(環境生活課)と驚いている。真冬にヒグマが活動する理由について、専門家は、暖冬の影響やエゾシカの個体数増などを挙げている。

 釧路署によると、ヒグマの足跡が確認されたのは1月6〜27日。釧路市内の板金工場や病院、建設会社、民家の敷地内などで発見されている。このうち1件は、親子のヒグマとみられる大小の足跡が確認された。27日午前11時頃には、新釧路川河川敷のパークゴルフ場付近で、長さ20〜30センチ、幅約15センチの足跡が数十個見つかった。いずれも釧路湿原に面した地域だ。

 また、NPO法人「南知床ヒグマ情報センター」(標津町)によると、厚岸、羅臼両町内では昨年12月から今月にかけて、ヒグマが活動する姿を地元住民が目撃している。

 同センターの藤本靖事務局長は、「昨年12月は異常に暖かかったので、エサが豊富にあった。そのため冬眠が遅れているのではないか。獲物となるエゾシカが道東で増えていることも影響しているかもしれない」と話している。

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