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お盆に見かける「なす と きゅうり」は「精霊馬(しょうりょううま)」

お盆時期に見かける 「なす」と「きゅうり」で作られてる馬。
この馬の名前は「精霊馬(しょうりょううま)」と言うそうです。  (o^-')b

わらやプラスチックで出来たものがスーパーでも売っていますが、
昔祖母が作っていたのを思い出し、ちょうど家庭菜園で「なす」と「きゅうり」が
取れたので、今年は久しぶりに自分達で作ってみました。  (^-^)





色々調べてみると・・・、
「きゅうり」が馬「なす」は牛と例えられ、お盆のときにご先祖様などの霊を
「少しでも早く帰って来てもらえる様にと「早駆けの馬」を」、 帰りは
「ゆっくりとそして沢山の土産を乗せられる様にと「力強い牛」を」という
願いが込められている様です。
一説には、 「精霊がキュウリの馬に乗り、牛には荷物を乗せて楽に帰れるように」と
いう意味が込められているとも言われています。

精霊馬の置き方は・・・、
お仏壇に飾るのではなく盆棚を作るとされています。
一般的な盆棚は、正面に位牌などを置き季節の果物や砂糖菓子、水などを供えます。
精霊馬の置き方は、お仏壇の前に精霊棚を設置した場合、
迎える際には精霊馬の向きを位牌・仏壇側に向ける様に内側へ、
送る際には位牌・仏壇に背を向ける様に外側へと向けて置く様にします。

精霊馬の処分について・・・、
そのまま生ゴミへというのは気分がよくないですし、ご先祖様が乗ったものなので、
お役目を果たしてくれた精霊馬たちに感謝をする意味合いで、以前では川や海に
流したり土へ埋めるとされていた様ですが、最近は状況として難しいので、
その際は、半紙などで包んだり、 塩で清めた後に捨てるとよいとされています。


大きさによって足になるものは、割り箸ではなく爪楊枝でもいいようです。
先に何センチと図って印を付けてそこまで刺すと、バランスよく立つそうです。
私は適当に刺したので傾いてしまい、何度か刺し直しました。  (^.^;)
お子さんに説明しながら手作りするのも、楽しいかも知れませんよ。  ( ̄ー ̄)b

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