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超豪華!キャスケードブーケができるまで!

今日は雪が積もりました。
夏タイヤのままの私はどこにも行けず、家でじーっとミニブーケ制作を
して過ごしました。

今日はプリザーブドフラワーのブーケがどうやってできるのか、のご紹介!

プリザーブドフラワーは花首から上の部分だけが箱に入って納品されます。

こちらはスパークリングピーチという、人気のお色のキラキラ加工がされているローズ。納品されるのは、こんな風に花の部分のみです。

お花の部分だけではブーケにならないので、ワイヤーでお花の足を(茎の部分)作ってげます。この作業をワイヤーリングといいます。
ワイヤーが見えないよう、上からフローラルテープを巻きます。



お花は自然そのものの形をしているので、ちょっと曲がってしまっているものや
花びらがきれいに開いていないものなど、色々です。
私は1輪1輪のお花のお顔にとてもこだわるので、まずは補強を兼ねてお顔を整える作業をします。
これが結構な作業時間を要します。

なんと言っても、このタイプのキャスケードブーケの花材の数はすごい数なんです!

このひと手間をかけるかかけないかは、出来上がりに左右します。

最近見るブーケやアレンジでとっても気になっているのが「開花のしすぎ」です。
プリザーブドフラワーでは、花を加工して開いているように見せるテクがあります。プリザーブド業界でも「ブルーミング」と言って、簡単に開花できるキットを高額で販売しているところがあるくらいです。
ですが、花びらの数が決まっている花をむりやり開かせるとどうなるか。。。。
1輪のローズの花びらと花びらの間隔が開きすぎて違和感を感じるのです。

生花で言うと、「売りものにならないお花」のような開きすぎたお花をブーケやプレゼントアレンジに…というのは、私にはできないな、と思います。

一番美しいローズの顔=ただ大きく開いて咲いているお花ということではない、と思っています。



この美しい花達を束ねます。
束ねる、と一言で言っても、これがまた大変な作業なのですが…
このタイプのキャスケードですと、軽く2個分のブーケの素材を使うので
重さも結構なものです。

そして・・・


おリボンでちょっとおめかしして、完成となります。

私がこのブーケを作るのにかかるお時間は4〜5時間くらい。
補強やリペアがなかったら、3時間を切って作れると思います。

実際、私は前協会の試験での課題はこのキャスケードブーケだったのですが、3時間の制限時間内で作らないといけないというものでした。
今思うとよく3時間以内なんかで作れたわ〜〜^^;って思います。








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