「出会えてよかったドラマのこと 2023」(2024年1月24日)
2023年。
タカサカが求めていたのはコレだ!
と震えるドラマとの出会いが幾度もあった!(少し大袈裟:笑)
兎にも角にも、世界は「多様性」の方向を打ち出した!
それはとても良いように思えて好もしいと思っていたのだが!
世の中的な空気感はどんどんに窮屈になっているという。
どーいうわけなのか?とわからないままに流されていたのだが!
ドラマを通して少しわかった。
ナニがわかったのか?
多様性という言葉のもと!
今までの区分けよりも細分化しましたので!
どーぞそこにおさまってくださいね!
っていうお達しが新たな窮屈性をもたらしてしまっているのでは?
ということが!
そんな窮屈な風潮の中でもまぁとにかく生きていこう!
そしてせっかく生きているのだから極力楽しい方向にいってみませんか?
そんなご提案のドラマ。
言い切る内容では無いので少しぼやっとしがちかもしれないし、
趣味じゃ無いとか、考えるのが難しいとか、
まぁ好みの問題なんだけど!
気になっていたけど見たことない!
って方!是非是非見てみて!考えてみて!
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●「日曜の夜ぐらいは」
脚本:岡田惠和
生きづらい思考の持ち主三人女子の不幸始まり結果ハッピー物語。
ついてないし、なんとなく疎まれているし、色々とうまくいっていない!
そして一生きっとこのままだな!って思い込んでいる!
「ラジオ」番組をきっかけで緩やかに三人は出会い、
全くもって現代的ファンタジー要素が!事態は好転していく!
そこここに不穏な思わせトラップがあり見ている方はヤバいヤバい!
きっとこーなってあーなって巻き込まれて失敗!転落!
やっぱりウチらはダメダメ結末?って思わせておいて!
そーならない!全くそーならない!本当によかった!凄くよかった!
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
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●「何曜日に生まれたの」
脚本:野島伸司
周りの人間模様の恨みつらみを一手に引き受けて引きこもってしまった女子!
そしてその関係者の本当のことと妄想が入混じり!
魂の救済の物語!(凄く大袈裟:笑)
それぞれが疑心暗鬼の妄想を逞しくするが!
結果誰も悪くなかったんだ!
そしてこの無為な時間はなんだったんだ?
いやいや!この結末に向かっていくためには必要な時間だったのだ!
と思える見事な展開!物語が始まり!そして収束していく!
嫌な気持から始まるのだけど、最終的には全ての人物が好きになってしまう!すごい!
気まずい出来事!不調和な人間関係が!調和を取り戻し爽やかに着地!
ハマりすぎて出来過ぎかもしれないけど!こーいうのが見たかった!
「ホントの海」やばい!(笑)
主題歌:The Hollies「Bus Stop」
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●「いちばんすきな花」
脚本:生方美久
これこそ「多様性」の枠組みにもハマることができない人たちの物語!
周りのみんなはそれなりに合わせて、
さして努力することなく楽しく生きているというのに!
なんで私は!我々はこんなに悩みもがいているのか?
同じふうに考えている四人が、そしてプラス一人が!
ある日をきっかけに絡まり出会い語り合う。
決して傷の舐め合いになるのでもなく、愚痴の言い合いになるわけでもなく、
ある種私たちの方が特別な存在である!という展開にもならず!
四人共々に似たような考え方をしているし気が合うわけだけど!
何もかもが共通認識ではないという描きっぷり!
大きな大事件も熱烈な恋愛泥沼を目指していないのに静かなリアリティ!
主題歌の挿入もイケてます!
主題歌:藤井風 「花」
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●「ゆりあ先生の赤い糸」
脚本:橋部敦子
少しおまけ的に(笑)
怒涛のマイナスエピソード!
不倫!?(男と?押しかけ?)
不倫!?(子持ち女子押しかけ)
病人介護!義理母同居!DV!
女の不倫願望!歳の差カップル!
ありとあらゆる災厄!(笑)
一つでも挫けてしまいそうなのに!
菅野美穂演ずる主人公は!逃げない!めげない!どんと正面から受け入れる!
何事も受け止め方次第だなぁ!って思わせる肝っ玉間!すごい!
全くもってファンタジーだけど!ただただ夢物語と思わせない役者の力量!
今を生きる現代に!新しい「家族像」の提示と受け止めました!
主題歌:矢井田瞳「アイノロイ」
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さまざまな常識が古くなり溶けていき、でもナニカ秩序を求めて蠢いて!
っていう手触りを感じるドラマに出会えて考えさせられた2023年だったのです!
ドラマ好きの皆様にズズンと推します!(笑)
投稿者:FLOWMOTION通信 | SRTオススメドラマ映画&DVD等々 | 投稿日:2024-01-24 15:51:58 | コメント ( 0 )