6/29東京情報『文化セクターの運営と人材育成の未来』
ご案内を頂きましたので皆様にご紹介いたします。
ロイヤル・オペラ・ハウス運営において、革新的な試みを続けてこられた
トニー・ホール氏のお話を伺うと共に、ディスカッションでは
日本のアートセクター関係者を交えて、日英における文化セクターのあり方について
議論します。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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【6/29】 共催シンポジウム『文化セクターの運営と人材育成の未来』
〜英国ロイヤル・オペラ・ハウスの新たな挑戦から〜
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ロンドンのコベントガーデンに位置するロイヤル・オペラ・ハウスは、
ロイヤル・オペラ、ロイヤル・バレエ、そしてロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
という3つの芸術団体の本拠地として、国際的に活躍する多くのアーティストを
生み出し世界中の観客を魅了してきました。
2001年にトニー・ホール氏がチーフ・エグゼクティブに就任してからの10年間は、
芸術面でのクオリティを更に飛躍させるとともに、これまでバレエやオペラを
観たことのない新しい層の開拓を目指し、トラファルガー広場に屋外スクリーンを
設置しライブ・ビューイングを行ったり、大衆紙「サン」の読者向けに割安料金で
オペラ公演を実施するなど、様々な試みを展開しています。
またホール氏はロイヤル・オペラ・ハウスの経営体質を改善し、民間からの
資金調達や新しいテクノロジーを活用したビジネス・モデルを積極的に推進する
など、その手腕が高く評価されているほか、文化セクターの人材育成をサポート
する「クリエイティブ・カルチュラル・スキルズ」のチェアや、2012年ロンドンオリン
ピックの文化プログラムであるカルチュラル・オリンピアードのチェアを務めるなど、
英国の文化セクター全体をリードする立場として幅広く活躍しています。
今回のトークイベントでは、世界的経済危機や日本、英国での相次ぐ政権交代
などアートを取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、ロイヤル・オペラ・ハウスの
戦略や新たな観客層へアクセスする取組みをご紹介するほか、後半のパネル
ディスカッションでは日本のアート関係者を迎え、日英の文化セクター全体の動向や、
文化機関の運営や人材育成の在り方などについて幅広くディスカッションを行います。
■日時: 2010年6月29日(火) 14:00〜16:00 (開場13:30)
■会場: 六本木ヒルズ アカデミーヒルズ オーディトリアム49階 (東京都港区)
日比谷線/六本木駅・徒歩3分(コンコースにて直結)、大江戸線/六本木駅・徒歩6分
■定員: 150名 (要事前申込・先着順)
■参加費: 無料 *日英同時通訳付
■主催: ブリティッシュ・カウンシル
共催: (社)企業メセナ協議会
■プログラム
14:00 - 14:05 主催者挨拶
14:05 - 14:30 基調講演 トニー・ホール〔ロイヤル・オペラ・ハウス チーフ・エグゼクティブ〕
14:30 - 16:00 パネルディスカッション
片岡真実〔森美術館チーフ・キュレーター〕、高萩宏〔東京芸術劇場副館長〕、トニー・ホール
(モデレーター) 片山正夫 〔(財)セゾン文化財団 常務理事〕
■シンポジウム詳細
■申込方法
■問合せ
ブリティッシュ・カウンシル アーツセクション
TEL:03-3235-8038 E-MAIL: uk-arts@britishcouncil.or.jp
投稿者:FLOWMOTION通信 | FMニッポン情報 | 投稿日:2010-06-16 11:09:15 | コメント ( 0 )