ブルカミア使用のコツは。。。
水替え不要のブルカミアですが、その命は、内部に２００種
以上が定住するブルカミアの各粒に、水を通してあげることです。
私たちは、４０年前までは普及していた底面循環方式に着目し、
水中ポンプを使用して、５分以内に全水量を底床循環するように
底面通水を行って、濾過と水草育成を行っています。
３０×１８ｃｍ水槽（約１０リットル）・・・毎分２.５リットル
４０×２６ｃｍ水槽（約２０リットル）・・・毎分６～７リットル
６０×３０ｃｍ水槽（約５５リットル）・・・毎分１４リットル
以上を循環量の目安として、各種水中ポンプとともに、
高機能性微生物活性濾過材「ブルカミア」の飼育セットを販売
しています。
また、お手持ちの水槽があれば、たいてい、どんな水槽にも、
ブルカミアの仕組みを組み込む事が可能です。
注意点は、平らに敷いて、厚さ５ｃｍ以上敷いていただくことです。
上に示した比較図の下のように、もし不均一な凸凹があると、
厚みの浅いところは、
１）粒の内部を通らず、隙間をくぐりぬけて水が素通りし、
２）しかも、他の水槽のほとんどエリアには底面通水しません。
以上の原因で、微生物活性が得られず、濾過分解が低下したり、
腐敗菌・雑菌など病原菌となる嫌気性バクテリアが大量発生し、
環境を乱します。
ちょっとした注意で、ブルカミア水槽の環境は微生物バランスが
取れて、安定します。
もっと身近に、気軽に、安心してお楽しみいただけるよう、
水槽の使い方などについて、ご案内を差し上げるようにしたいと
思います。
（文責：赤井 裕）
投稿者：熱帯魚 水草 帯広 環境ホタル塾 ブログ | 投稿日：2011-03-10 18:14:12
