国産グッピー続々入荷&グッピーのヒミツ
このグッピーの品種名は、サドルブルーモザイクといいます。
小さな大自然の店には、現在、15品種のグッピーが入荷しています。
グッピーは、子どもを産ませやすく(産卵でなく体内で卵をふ化させて仔を
出産します)、初心者でも簡単に楽しめる小さな熱帯魚として人気ですが、
品種はよく知られているだけでも150程度あり、色とりどりの中から好きな
模様のものを選ぶことができます。
2枚目の写真は、RREA(リアルレッドアイアルビノ)ネオンタキシード
という品種のグッピーです。小さな大自然の店では、現在、信頼ある国産
グッピーに限定して、低価格での販売を行っています。
1)「国産グッピー」とは
日本国内の繁殖家、専門業者が純粋に系統繁殖したものです。15年ほど
前から、シンガポール産グッピー、そして数年前から、スリランカ産グッピー
の中に、死亡率の高い新しい細菌性の病気が流行して以来、国産グッピーに
対する再評価が高まりました。水槽で、23〜25℃程度の本来の適温域で
育成されており、生産者をきちっと選べば、繁殖力も寿命も長く、また
繁殖させた場合に、親と同じ観賞価値の高い個体が多く育つことも、
魅力となっています。外国産グッピーの中にも、信頼ある生産者の中には
病気に対して完全に対策を取り、また系統維持や改良管理がしっかりした
グッピーがいますが、27〜29℃の条件で養殖されている養殖場が多い
ことから、尾びれの垂れ下がりなど老化現象や寿命が短いものが多いなど、
国産グッピーとはさまざまな点で性質が異なっています。
2)子どもを食べてしまうグッピーとは
グッピーは、ストレスを感じると、産んだ子どもをすべて食べてしまいます。
これは自然界で、隠れ家となる水草の茂みが少ない状態で、つまり天敵である
野鳥や肉食性ナマズ類などに見つかりやすい状況でお産を迎えると、自分の
栄養にしてまた産みなおした方が良いという本能が働いて子を食べるという
反射的な行動を取るのと、同じ心理状態によると考えられています。
シンガポールなどでは、四角いため池に、1m弱の四角い網イケスを多数
浮かべ、品種ごとに養殖していますが、特に水草などを入れないで育てる
ため、成長競争は激しく、生き残って出荷されてくるグッピーは比較的気が
強いものが多く、競争心からか、子もよく食べてしまいます。
グッピーが子どもを食べないように、産卵箱など隔離して繁殖育成する
器具も売られていますが、国産グッピーでは、飼育水槽に水草をたくさん
茂らせていき、隠れ場を多く設けてあげることで、多くの子どもたちを
生かすことができます。
3)混ぜて飼わないのが長く楽しむコツ
色とりどりのグッピーを、混ぜて一緒に飼うと、まるで3色以上の水彩
絵の具を混ぜた後の洗い水のように、黒ずんだ灰色や茶色の子どもたちが
たくさん生まれてきてしまいます。グッピーを飼う場合は、気に入った
品種を厳選して、単一品種で飼育するのがもっとも長続きする方法です。
3枚目の写真は、ギャラクシーブルーモザイクグッピーです
現在、小さな大自然の店には、
・ドイツイエロータキシード、
・ゴールデンドイツイエロータキシード
・ドイツ系ブルータキシード
・RREAネオンタキシード
・オレンジレースコブラ
・ブルーグラス
・レッドグラス
・ガラスのグラス(ブルー)
・RREAブルーグラス
・サドルブルーモザイク
・ギャラクシーブルーモザイク
・RREAジャパンブルーモザイク
・RREAスーパーホワイト
・エンドラース
・エンドラーズラグナデバトス
通常、1ペア5000円以上で販売される国内有名ブリーダーによる
優良系統を中心に、1ペア1500円〜3000円のお買い求めいやすい
価格で、販売しています。
まだまだ追加登場予定です。グッピーに興味のある方も、小さな大自然の店に
どうぞお越しください。特に、はじめての方は、店で実物をご覧になり
ながら、やさしい飼い方殖やし方について店員にお気軽にご相談ください。
投稿者:熱帯魚 水草 帯広 環境ホタル塾 ブログ | 投稿日:2010-03-07 11:26:35