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水が綺麗!の応用を考えましょう-その1



水はいつもキレイ。水換えいらず。

それなら、もっと応用が考えられるハズです。

きょうは、明るく、微生物濾過技術の応用を考えてみることに

しました。

1)忙しくても、生きもの飼育が気軽にできるようになる

2)専門知識なしに、「生きたインテリア」となり活用できる

3)熱帯魚専門店でなくても、たとえば喫茶や雑貨店
  アクセサリーショップ、など、他業種のお店で、
  店内装飾を兼ねて水槽を展示販売する副業化ができる。

4)子どもたち一人一人に、少ない出費で小さな水槽飼育を
  管理させられるので、情操教育の新しい教材になる

もっともっと、考えてみましょう。

ご意見、アイデア、皆さんからも、お待ちしています。

よろしくお願いします。

4月号CHAI見ましたでしょうか



皆さま、CHAI4月号をご覧になりましたでしょうか。

最後のページを開くと、そこに、小さな大自然の店の広告を

上の写真のとおり、出しています。

CHAIを見ました!!と言えば、来店時にもらえる

無料プレゼント(そのまま飼えるエビ入りカップ)は好評で、

すでに何十人かの皆さんが、25、26、27日の3日間で

いらっしゃいました。現在、在庫に限りが出てきてしまって

います。すみません。もし、品切れになってしまった場合、

当ブログにて報告し、ご迷惑の少ないようにさせていただき

ます。

ベタ&グッピー展も、早速多くの皆さまにご観覧いただき、

特に、グッピーをご購入の皆さまが数多くいらっしゃいます。

実物をご覧いただくと、納得の品質と魅力満載のベタと

グッピーが集まっていますので、ご来店必見です。

また、「スタッフ募集」という言葉が気になってお問い合わせ

くださる方も何名かいらっしゃいます。

地域に居ながらにして、水槽のクリーニングや、状況診断、

メンテナンスなどを、ニーズに応じて担当していただける

方(研修の上登録)を探しています。

小さな大自然の店には、全道からお客様がお越しになって

いるため、少なくとも、十勝管内については、店と直結した

スタッフが必要と考えているのです。

正社員就職ではなく、お勤めのご職業や主婦など、そのまま

現在の状況を続けていただきながら、ニーズが生じた際に、

地元で動いていただける方を育てていきたいと考えています。

作業を行っていただいた日に、その作業内容に応じて、2000

〜5000程度の範囲で、報酬をお支払いさせていただく方式を

考えています。


さまざまな新しい情報、イベント、次々に発信してまいります。

これからも、どうか、よろしくお願いいたします。

国産グッピー追加紹介&最後にお宝グッピーうんちく



明日25日、午前10時からFMジャガで、店から10分

電話出演して、お店の紹介をします。よろしくお願いし

ます。

また、同じく25日午後2時半ごろから、5分程度に縮めて、

局読み上げによる、耳より店舗情報として、同じく、

小さな大自然の店が取り上げてもらえます。私の声よりも、

プロのアナウンサーによる整然としたインフォメーションの

方が、つまり10時より午後2時半の方が、もしかすると

コンパクトでわかりやすいかも知れませんね。


<RREAフルレッド・グッピー>

さて、きょう、最初の写真は、RREAフルレッド・グッピー

です。赤のグッピーの中でも、最近人気が高い品種です。

なぜならそれは、子どもにも、確実に赤いグッピーが

生まれてくるからです。殖やす楽しみが簡単に体験できる

品種です。

RREA

おさらいですが、リアル・レッド・アイ・アルビノという

意味の用語で、私の知人でもあった故・筒井 良樹氏が

命名して、世界にも広がった略語です。

フルレッドの原型は、アメリカン・レッド・テールという

品種で、グッピーの父と呼ばれるニューヨーク在住だった

ポール・ハーネル氏の時代に、1960年ごろから出現

した「フラミンゴ・グッピー」が原種です。

体表面の黒色色素細胞を持たない、ゴールデン系グッピーの

最初の原種でもあったフラミンゴから、体が明るい黄色

っぽく、赤い尾びれのグッピーがスタートしたのでした。



<イエローグラス・グッピー>

さて、海外産グッピーの紹介の際にレポートした、1970年代

を代表するイギリスレオパードグッピーの直系の子孫が、

このイエローグラスです。1970年代当時の、幅広い背びれ、

正三角形のデルタテールを保持する個体は、現在ほとんど

見られなくなりましたが、このイギリスレオパードを起源

として、その後のグラス系グッピーが改良された、記念碑

的な品種です。近い将来、品質を向上させて復活させたい

品種でもあります。



<ブルーグラス・グッピー>

日本で、ドイツイエロータキシードと並んでもっとも人気の

高い品種になっているのが、ブルーグラスです。

かつては、グラスグッピーの中で、青みが多いものと、赤みが

多いもの、そのバランスが中間的なグラスグッピーとがあり

ましたが、現在では、まったく赤が出ないブルーグラスが

主流になりました。



<ガラスのグラス・グッピー>

こちらは、ガラスのグラスと呼ばれる、グラス模様の黒の部分が、

濃い青色になったものです。この品種名称も、故・筒井 良樹氏が

つけたものだそうです。



<レッドグラス・グッピー>

これが、レッドグラスです。1970年代後半に登場したグラステール

グッピーの原型の特徴を、やや色濃く残していますが、原型は、

非常に広く広がるデルタ(三角形)テールでしたので、この品種も

現在流通しているものは、良品が少ないものです。ただし、

イエローグラスと並んで、固定率が高く、選別淘汰作業の手間が

少なく累代繁殖ができる点は、初心者向けにもお勧めといえるで

しょう。

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さて、冒頭に予告しました、「グッピーうんちく情報」ですが、

きょうは、グッピーのメスについて紹介しましょう。

写真は、ドイツイエロータキシードの優良品のメスです。

ヒレが伸びる品種のグッピーのメス選びの重点は、

1)オスに出る特徴が「控えめに」出ていること
2)尾びれの上下や背びれが角張っていること
3)体型がふっくらしていること

などがポイントです。尾びれがすごく伸び広がったり、

また色彩が濃く出るメスは、男性ホルモンが多い異常個体

であることが多く、遺伝的に問題があり、また子どもを

あまり産まずに死んでしまう場合が多いので、選ばない

ようにしましょう。オスと同じ遺伝子組成を持っている

ことは、1)に書いたように、「特徴がうっすら」出て

いることで判断します。

また、黒色色素細胞の分布の仕方が違うことと、赤色

色素細胞が通常は出現しないことも重要な知識です。

赤色色素細胞は、オス側の性染色体上の遺伝子と、

男性ホルモンとが組み合わさって出現します。そのため、

メスの尾びれなどには、通常赤色が抜けた模様が再現

されます。また、グッピーには、全身に、もともと

黄色色素細胞が分布しているため、メスの模様がない

部分が、オスよりも黄色っぽく見えることもあります。

これらのメスならではの特徴をよく知っておいて、メス

選びをすると、良いグッピーが選べるのです。

グッピーを飼う場合には、小さな大自然の店で、スタッフに

教えてもらいながら、オス、メスを、納得して、選んで

もらうのが、いいと思います。

新潟にてホタル生息整備参加しました



きれいな小川の写真に見えますが、これは、下水処理場の敷地内

です。私たちの得意とする微生物活性濾過技術は、水換え不要を

うたう水槽飼育だけではなく、野外の自然再生事業にも採用されて

います。

昨日のブログ文末にちょこっと報告しましたが、20〜22日の3日間を

作業期間として、事務局長赤井は、新潟県糸魚川市に出張していました。

糸魚川浄化センターは、下水処理場です。この処理水を場内(一部を

公園として一般開放しています)に流し、豊かなビオトープの創出や

ホタルの自然発生事業に取り組んでいます。

きれいな水を流してホタルを再生しようという試みは全国各地で行われ

ていますが、下水処理水でホタルを生息させようという試みは、

全国でもきわめて異例の取り組みです。

物理濾過、活性汚泥層による浄化を経た処理水は、まだうっすらと

黄色く、多量のチッ素等を含んでおり、ニオイもします。




これを、まず、7トン以上の微生物活性濾過材(みなさんにご案内

している「ブルカミア」と同じ当社特許の軟焼結土)を通水する

濾過槽を野外に設けて微生物濾過を行い、併せて、水草を繁茂させて

窒素やリン酸分を吸収します。

このあと、冒頭の写真のように、場内の公園に小川を整備して

流し、現在では、毎年、ヘイケボタルを大量に発生させることに

成功しています。このほかに、上の写真の沈殿池にて微生物浄化

した水を、外敵の入らないよう工夫し底床通水設備を整えた

別のネットドーム型施設内に流し、下の写真に示すような



18m区間の規模で、ゲンジボタルの定着発生を行っています。

ホタルの生息には、水質の浄化や安定のほか、水中で育つ幼虫が

さなぎになるために上陸する岸辺環境づくり、また、成虫が羽化

し産卵するための環境など、あらゆる要素が必要です。

この現地の整備にあたっては、東京都板橋区ホタル研究施設

が指導に当たっており、私たちの会社は、ホタル用の資材の

提供や、生育環境の調整や植生管理等のメンテナンスを

行っています。

ホタルの再生事業には、板橋区ホタル研究施設が採用して

いる弊社製品が多数使われました。



多機能バイオ用土です。ブルカミアと同様、水中部分の微生物活性

濾過と水質安定の機能を持っています。



蛍殖土(けいしょくど)です。コケ植物や豊かな植生を育成する

必要がある水際空間に適するよう調製した軟焼結土製品です。




これは、2年前の、ホタルドーム(上の写真)内部の状況です。

ゲンジボタルは、この年から、自然発生を続けています。

ゲンジボタルはヘイケボタルに比べ、発生条件が難しく外敵にも

弱いため、当面は、守られたドーム内部空間を中心に、発生を

見守ることになっています。今回は、このドーム内の環境を、

よりたくさんのゲンジボタルが安定して発生するようになる

ための改良工事です。

北海道十勝地域は、ヘイケボタルが大量に生息していた地域です。

水環境が変化し、きれいな水が流れていてもホタルが発生する

場所は、十勝管内にほとんどなくなってしまったのが現状です。

8年前から、十勝川温泉にある十勝が丘公園(ハナック広場の

ある公園)でも(下の写真)、私たちの濾材を採用してのホタル



再生が実施されていますが、近い将来、私たちのホタル再生の

経験や技術が、十勝の環境再生にもっともっと役立てるよう、

協力していきたいと考えています。


開幕直前ベタ&グッピー展緊急レポート



いやあ、あと3日に迫りました。

23日から配布のCHAI誌上などでインフォメーションして

おりますが、3月25日から、第3の特別展。

ベタ&グッピー展

を、小さな大自然の店で開催するんです。

およそ50タイプのベタ、

およそ30品種のグッピーを、

期間中、入れ替えながら展示、即売する企画です。

で。。。

昨年5月、当店(帯広)事務局長の私が直接訪問した、

世界最大級のグッピー専門ファーム、

トロピカルフィッシュインターナショナルから、

高級海外グッピーを輸入しました。

伝染疾病ゼロ、健康に繁殖され、しかも混じりなしの

系統繁殖を行っている、高級ファームからの海外

グッピーは、日本では一般的には流通していません。

その、日本で見ない高級グッピーを、今回、特別に

ペア1000円以下で限定販売。まさに早いもの勝ちの

貴重なチャンスです。

最初の写真は、その、トロピカルフィッシュインターナショナル

から届きました、レッドネオングッピーです。


<レッドネオングッピー>

背びれと尾びれとで、別々の色を表現し、しかも背びれが幅広く

伸びる、1960年代後半の、ドイツ系オリジナルのタキシード系

グッピーの血統を引く、たいへん貴重なグッピーです。

1970年代には、日本にも、レッドテールタキシード、グリーン

タキシードなど、ドイツ系タキシードの良品が持ち込まれ、

モザイクデルタを完成させた和泉熱帯魚研究所所長の和泉克雄氏

などが、良品を系統繁殖して発表していましたが、その後、

日本国内では雑交がすすみ、また、プラチナの持ち込みが

激しくなっていく内に、オリジナルのドイツタキシードの

良さを引き継ぐ系統はほとんど消えてしまいました。

今回の、レッドネオングッピーは、いわばタイムカプセルを

越えて再登場したタキシードグッピーとも言える貴重品です。

ドイツイエロー以外で本格的なタキシードグッピーに初めて

触れる方に、安心して繁殖して楽しめるお勧め品です。

さて、今回トロピカルフィッシュインターナショナルから

提供を受けました7品種のうち、もう一つを紹介して

おきましょう。



<ハーフブラックレオパード・グッピー>

1970年にイギリスで発表されたレオパードグッピー。

初めての黄色系高級グッピー、そして多産系で初心者でも繁殖に

取り組める丈夫な体質で、世界的にブームとなった品種でした。

その後、グラス系グッピーの片親として利用され、日本では、

イギリスレオパードは、その後、イエローグラスと呼ばれる

ようになり、今日に至りました。

もともとのイギリスレオパードは、黒のドーナツ模様を伴う斑紋を

もつ、きれいなデルタテール(三角形に開く尾びれ)が特徴でした。

1960年代にアメリカで広がっていた、大粒の黒斑のグッピーも

レオパードと呼ばれていましたが、イギリスレオパードのきめ

細かな模様は、それまでのグッピー界にない、衝撃の模様でした。

今回入荷したハーフブラックレオパードは、イギリスレオパードに

タキシードを導入したものであることがわかります。イギリス

レオパードの特徴のひとつ、上半身のピンク色の体斑紋をそのまま

温存しており、発表から40年経過したレオパード系の特徴を

受け継いだ、とても貴重な品種です。黄色系の外国グッピーの

元親にもよく使われているため、類似の個体は流通していますが、

純系系統繁殖のこの品種は、めったに手に入りません。

この系統も、ドイツオリジナルのタキシードグッピーの特徴で

あった、スカイブルーを基調とした幅広い背びれが保存されており、

背びれと尾びれを同じ色にそろえてしまうことが多い日本の

国産グッピーにはない魅力を備えています。

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こんな貴重なグッピーたちが、1ペア1000円を切る、

驚きの価格(価格はご来店時に直接確認してください)で、

今なら、小さな大自然の店で購入できます。

外国産グッピーというと、伝染病が多い、オスメスの取り違いも

多くて綺麗な子どもが生まれない、安物グッピーが多数流通

していますが、必見の高級品たちがそろいました。

すでに、十勝の水で慣らし、そしてブルカミアGや富源粒の

底面濾過で、pHを一定に保ちながら元気に管理しています。

安心して飼育できるとともに、海外産グッピーならではの

繁殖のコツも併せて、ご案内していますので、どなたにも

お楽しみいただけます。どうぞ、小さな大自然の店までお越し

ください。

って、まさか、展示会開催前に、完売してしまわないだろうかと

心配しながら、宣伝している私です。たぶん大丈夫でしょう(笑)。

トロピカルフィッシュインターナショナル社からは、今後も

提供を受けられることになっています。通常、輸入商社などを

通じて入荷の場合には、ずっと高い価格になってしまう高級輸入

グッピーですが、伝染疾病のない確認済みファームからのみ、

今後も導入していく予定です。

「グッピーなら国内も海外産も、小さな大自然の店だね」って、

全国から言ってもらえる高い質のレベルと安い価格レベル。

実現してしまおうと思います。

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さて、水槽角の位置でもったいない写真ですが、2色の鮮やかな

クラウンテールベタのオスです。

クラウンテール、ダブルテール、ハーフムーン、スーパーデルタ

などの、ショウベタを中心とする、観賞用ベタを一堂に展示するのが、

今回の展示会の特徴ですが、今回、これら厳選の高級ベタを、

お買い得価格で提供するのはもちろんですが、すべての系統に

ついて、メスも入荷させ、ご家庭で、繁殖までお楽しみいただける

ように準備しているのが、良いところです。

で。。。



これが、クラウンテールベタの厳選メスです。

体長4cmくらいだし、小さい水槽でも飼いやすいと、初心者にも

人気のベタですが、その繁殖となると、ウェブで調べても、本を

読んでも、難しそうなことを書いてあります。たとえば、孵化時に

稚魚が3.8mmくらいしかない小さなサイズだから、ふつうの餌では

口に入らず、原生生物のインフゾリア(ゾウリムシ)をまず培養

しておく、といったたぐいの解説です。

いいえ(明確な否定)。

小さな大自然の店では、どんな方でも、初めて魚を飼育する方でも、

ベタの産卵や子育てができてしまうように、簡単な方法をご案内

しています。

ベタは、オスが、特殊な粘液で消えない性質の泡巣をつくり、

その下にメスを呼び込んで交尾行動を行い、泡巣の中に産卵

します。そしてオスが卵の世話をし、孵化して卵黄の吸収を

終えるまで、子育てをします。で、一般的には、

1)どういう水槽環境にすれば、泡巣を作らせやすいか。
2)どういうタイミングで、巣作り完了した水槽にメスを入れるか。
3)とても小さな稚魚に、最初どんな餌をあげて育てるのか。

などが悩みとされるのですが、難しくない方法というのが、

実は、あるんです。

小さな大自然の店で、ベタを見て、気に入った色や形のオスメスが

見つかったら、どうぞ気軽に聞いてみてください。

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※本日の写真は、店舗スタッフ北村氏が撮影し、電子メールで
 送信してくれました。

実は、私、19日から、帯広を出て、千葉県経由で、新潟県

糸魚川市で、ホタル再生改良工事に参加するため不在にしており

ます。明日23日中には、帯広に戻ります。

また、その経過についても、本ブログにて報告できたらよいかな

と考えています。そちらもご期待ください。


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