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1ヶ月経過!その後の水草テスト水槽



みなさん、覚えていてくださいましたでしょうか。

3月初旬から始まりました、水草育成テスト水槽です。

4月に入り、伸びの速いグリーンルドはこれまで、

大がかりに2回のトリミングを行いましたが、

現在、ふたたび、水面に届く勢いになろうとして

います。



すべての水草が勢いよく繁茂しています。

この間、大きくいじることは一度もしていません。



これは、実は植えた当初、もっとも心配していた水草、

エキノドルス・テネルス です。

水草ファームで陸上育成されて入荷する種がほとんどの、

エキノドルスですが、水槽内で水中化する状態は、通常、

販売状態よりも1/3程度の低い芝生状になることが多い

この植物。最初に植え込んだ古い葉が、付着ゴケに

覆われて茶色くなり見苦しくなるケースもよくあるのです。

ところが、この状況をご覧いただいたとおり、もとの葉が

緑色に生きたまま、盛んにランナーを地上に匍わせて、

前面で増殖をする姿が現在の状況です。これにはとても

安心しました。



これは、中央の流木に着けてある

ミクロソリウム・プテロプス の状況です。

葉がよく伸びて茂ってきました。



水槽左サイドのこの草は、

ルドウィジア・オヴァリス です。

最初、この種がもっとも生育が悪く、心配しました。

現在では、生長がようやく軌道に乗ってきた様子です。



そして、ご来店の多くの皆さまが驚いて行く、極めて良好な

生育状態を見せる、右サイドの

ラージパールグラス の状態です。

70リットル以上の水がはいるこのハイタイプの60cmクリア水槽で、

当初、3g程度の微量のヒロセ固形肥料を使用しただけで、

何の添加物も、水換えもナシ。

CO2添加も、ナシ。

底面濾過循環だけで何もしない水槽で、

ソイルとして富源粒(ふげんりゅう)を使用し、

毎分14リットルの底面循環、

市販のPL系インバータライトを合計50W分だけ点けて、

1日に9時間半程度の照明を行っています。

店の営業時間の関係で、照射時間が長くなってしまい、

その悪影響での付着藻類発生も予測しましたが、

ほとんど発生もないまま、なんとか、この1ヶ月を乗り切り、

むしろ調子が良くなってきたのが最近の状況です。

従来、A社Aソイルを使用する水草ファンが多かったと

思いますが、毎週1〜2回の水換え、そして追加の施肥が

必須、その上、CO2添加を前提として、水草が育てられて

いました。

いったい、いままでの方法って、何だったんでしょう。

底面濾過でのゆるやかな微生物CO2供給で、CO2添加はいらない。

水換えもいらない。追加の施肥もナシ。

これで水草がこの程度育つのですから、一般的な用途には、

十分です。循環電力は6Wのみです。

これからも、手間がかからない、余計な器具やコストもかけなくて

良い、このヒロセ方式の特許製法濾材を使ったシステム、

大いにレポートしていきたいと思います。




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