帯広ナビ | 帯広なびブログ

−21℃のタンチョウ



  伊藤サンクチュアリの朝は とてもとても遅かったです。
  11時頃にようやく飛んでき始めました。
  実は 朝5時半には音羽橋に着いていました。
  車のライトに照らされて浮かび上がる真っ白い世界はまさに夢幻。
  息は真っ白です。
  聞けば−20℃は とうに過ぎているとのことです。
  ところが ここでは撮影しませんでした。



  
  話せば長くなりますが・・・・・
  車が故障して(なにせ 約20万キロ走行中)動かなくなったのです。
  それで ホテルの方に送ってもらって行ったのです。
  が・・・しかし・・・でも・・・
  逃げ込む車がなくて 3時間も −20℃以下の所に立っている勇気がなかったのでーす。
  逡巡のあげく 勇気ある撤退!?をきめた、というわけです。
  け嵐の中のタンチョウが写したくて 一泊したのに・・・ネ。
  帰ることに決心したとみるや やさしいドライバーさんの一言
   「こごえっちゃうよ!」
   「体が大事ですよ。」
   
  2月にリベンジでーす。(希望的予定)



  吐く息も真っ白です。




  迎えの車が来てくれました。
  「ちょっと待ってくださあい。おねがーいでーす。今ダンスが始まったんです。」
  ラッキーなことに 帰り支度をしながらも 長い方のレンズを用心して抱えていたのです。
  無我夢中で撮り続けました。

  素晴らしいおみやげをいただきました。





  帰りは車ごと搬送車に乗って ゆっくりとおしゃべりしながら帰路に着きました。
友人のご主人には、日曜日月曜日ともお世話になりました。
  ホテルの皆さまにも お世話になりました。
  ありがとうございました。

  楽しいけれども大変な 撮影旅行でした。
  おとうちゃん ありがとさん!!
 


黄昏タンチョウ



  ねぐらの川へ帰って行く。



  静か



  明日へと希望がつながる

一本松のオオワシ



  少し遠回りして走古丹に寄ってみた。
  もう日没寸前、真っ赤な太陽が地平線と雲の間に現れた。
  鹿を夕日のバックで撮りたいと走ったけれども10分遅かった。
  海をバックの牡鹿なんていうのも  マいいか。

  次の朝 勿論5時にはひとりで宿を出た。




  目指すのは有名な一本松だ。
  朝日が出るか オオワシが止まるか  運次第だ。
  ラッキーでありますように・・・




  いなかった!
  私のほかはふたりのカメラマンのかたがいて 一人が以前お会いした方だった。
  この事もラッキーだった。
  
  来たよー!!ワクワクドキドキの瞬間だった。
  
  このへんにおいで・・と教えられた位置がばっちりだった。

  一羽になったり二羽になったり 真っ赤ではなかったけれどもドラマチックな風景に出会えたのだ。
  嬉しかった。
  「きのうは真っ赤な朝日が出たのにお客さんが来なかったのさ」とは札幌から来た方の自嘲気味の話。
  出会いの妙だね。




  朝食時間ギリギリに宿の到着した。
  雪がちらついてきた。
  食事の後 トドワラのほうへ行ってみることにした。
  荒涼とした中にオオワシやオジロワシ キタキツネの姿が見える。

  雪が降ってきた。
  風も吹いてきた。
  波頭が立ってきた。
 
  意を決してカメラかついで海へ向かった。
  
  オオワシがギラギラと目を光らせながら  そこに居た。
  



  時々 数羽が悠々と雪の中に飛び立つ。
  
   
  今度は絶対に流氷のオオワシを撮りたい!!

  予定を変更してもう一泊することにした。
  タンチョウだ。
  一部屋だけ空きがあった。
  「グリーンパークつるい」さんだ。
  アットホームな雰囲気で親切、食事もよかった。
  車に故障が起きていろいろ・・あったけれどもネ。

  とにかく 夕焼け空のタンチョウを写して17日のお休みタイムに。
  そこでも素敵な方とお久しぶりの再会で 貴重なことを伝授されて感激!!
 
  特別に幸せな 温泉でした。

  

宝石箱だね 凍てつく朝



  −20℃の朝 思ったほどのけ嵐にはならず澄み切った空気が帯広の灯りを
届けてくれた。
  キラキラと輝いて おらゆる宝石をばら撒いたようだ。

  日の出をここで待つのは止めた!!




  ヤッター!
  け嵐の中に オレンジの朝日が昇ってきた。
  まさに 間一髪の読みだった。
  16日の朝の事。
  この後 11時には夫と一緒に 尾岱沼へ出発したのだから大忙し。

  2泊3日の旅日記は 続く。
  
  

馬追いレディー 初デビューでした。



  ぬけるような 切れるような青空のもと 雪中運動 今日も行きました。
  エーッ どうして?
  もっと 追ってよー!
  ぶつぶつと。
  まさか 聞こえたはずはないのに 私の前を通りながら「初デビューです。」
  なるほど 若い女性騎手が少しの緊張顔で指導を受けていました。

  ゆっくりと気持ちよさそうに顔を揺らしながら お散歩です。




  スキップ!!
  まさか  
  
  

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