−21℃のタンチョウ
伊藤サンクチュアリの朝は とてもとても遅かったです。
11時頃にようやく飛んでき始めました。
実は 朝5時半には音羽橋に着いていました。
車のライトに照らされて浮かび上がる真っ白い世界はまさに夢幻。
息は真っ白です。
聞けば−20℃は とうに過ぎているとのことです。
ところが ここでは撮影しませんでした。
話せば長くなりますが・・・・・
車が故障して(なにせ 約20万キロ走行中)動かなくなったのです。
それで ホテルの方に送ってもらって行ったのです。
が・・・しかし・・・でも・・・
逃げ込む車がなくて 3時間も −20℃以下の所に立っている勇気がなかったのでーす。
逡巡のあげく 勇気ある撤退!?をきめた、というわけです。
け嵐の中のタンチョウが写したくて 一泊したのに・・・ネ。
帰ることに決心したとみるや やさしいドライバーさんの一言
「こごえっちゃうよ!」
「体が大事ですよ。」
2月にリベンジでーす。(希望的予定)
吐く息も真っ白です。
迎えの車が来てくれました。
「ちょっと待ってくださあい。おねがーいでーす。今ダンスが始まったんです。」
ラッキーなことに 帰り支度をしながらも 長い方のレンズを用心して抱えていたのです。
無我夢中で撮り続けました。
素晴らしいおみやげをいただきました。
帰りは車ごと搬送車に乗って ゆっくりとおしゃべりしながら帰路に着きました。
友人のご主人には、日曜日月曜日ともお世話になりました。
ホテルの皆さまにも お世話になりました。
ありがとうございました。
楽しいけれども大変な 撮影旅行でした。
おとうちゃん ありがとさん!!
投稿者:つやちゃんの写真館 | タンチョウ | 投稿日:2010-01-20 15:36:27 | コメント ( 6 )