秋空にトンボ
オオイヌタデの赤い草原が出現している。
イヌタデには父との思い出がある。
小学1年生のときのこと。
夏休みの宿題 (自由課題だったのだろう) 押し花帳を作った。
父には特にかわいがられたと思う。
長男を1歳で亡くし すぐの女の子だったせいだろう。
座り机は手作りだったし 勉強もよく見てもらった。
その押し花帳に イヌタデがあったことを妙にしっかりと覚えている。
別名をアカマンマといったことも。
うろ覚えだけれどままごとで 納豆のようにぬるぬるさせていたような・・・
イヌタデを頻繁に見るようになると父を思い出す。
もう少し話し相手になって若い時のことなど聞いてあげればよかったなあ。
黄色い蜘蛛が宙にういている。
空気はすっかり 秋だ。
投稿者:つやちゃんの写真館 | 風景 | 投稿日:2010-09-13 22:07:14 | コメント ( 4 )