エンディングまで泣くんじゃない
どうも桜井です。
工場研修シリーズも第…何回目だろう(笑)
それぐらい整備工場で学ぶことがたくさんあるってことですね!
どんな仕事でも『現場を知る』ということは今後の仕事の為になりますね
さてこの工場研修シリーズなんですけど
第一回【タイヤチェンジャーの話】
第二回【シート交換の話】
第三回【タイヤ交換の話】
第四回【車検やナンバープレートの話】
ときています!
つまり今回は第五回なんですね!
タイヤ交換、車検と来たならば次は『メンテナンス』のお話。
私が工場で研修していると
「すいません、ブレーキがキーキー鳴るんですけど…」
と工場に来られる方が何人かいました。
もちろん国産、輸入車。車種関係なく。
ちょっと意外だったのが買ったばっかりの車ってわけじゃないんですよね。ブレーキ鳴きって(驚)
ではなぜブレーキ鳴きというものが出てくるのでしょうか?
私も整備する工程を見させて頂いて、ようやく納得しました。
その知り得た情報をここで広めていくのが私の仕事かな!?と思います!(ブレーキ鳴きの作業はさすがに手伝えなかったので、せめて!という使命感)
原因は大きく分けてふたつあります。
・ブレーキパッドが消耗してきたことを知らせる鳴き
・ブレーキパッドが変に擦り減ったり、錆から生まれる鳴き
のふたつです。
車のブレーキを踏むと減速するのは
【タイヤの内側にある円形状のブレーキローターをブレーキパッドが挟めて、動きを止めようとするから】なのです
※これが内側のブレーキローター。タイヤやブレーキパッド部分は外してある状態です。
このブレーキローターを挟めているのが、こちらのブレーキパッド
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、このブレーキパッドがブレーキローターを挟めて動きを止めます。
自転車のブレーキと同じ構造ですね!
ブレーキパッドも使用を続ければ摩耗して削れていきます。
それを知らせてくれるのが『鳴き』です。
パッド部分が擦り減ってきたことを知らせるために、ブレーキパッドのウェアインジケーターがブレーキローターを引っ掻き、金属音を鳴らします。
それにより運転者に注意を促す仕組みとなっております。
実際に擦り減ったブレーキパッドがこちら
先ほどの新品のブレーキパッドと比べると…
≪新品≫
≪消耗≫
こ ん な に 違 い ま す 。
さらに一部の車にはパッドに電線を埋め込んであり、使用限界に近づくと電線が磨耗し切断されます。
この断線を検出してパッド磨耗警報を表示するものもあります。
↓その電線が切れた状態のもの
くれぐれも気を付けてほしいのは
【ブレーキパッド摩耗の警告音は1.000km以上走るとまた鳴らなくなります。これは自然に直ったのではないので注意してください!】
使用限界を超えた場合、パッド部が脱落もしくは押さえ板の金属地肌がブレーキローターに接触し、破損を招く。この場合、大きな修理費を強いられることとなりますのでお早めに交換をお願いします!
パッドの消耗以外に鳴きは、もうひとつのパターンが【ブレーキパッドが変に擦り減ったり、錆から生まれる鳴き】です。
ブレーキパッドの位置が微妙にズレたり、ブレーキローターが錆びて鳴きが生まれたり…
(ブレーキパッドを変えたばっかりなのにもう鳴いている。おかしいな?)
という場合は、整備士にちょっと見せにいってもらえたら原因がハッキリわかりますよ!
今回紹介したこと以外でもブレーキ鳴きの原因はたくさんあるので、そこはプロの目に任せたほうが確実ですので!
以上!メンテナンス・整備のお話からは『ブレーキ鳴き』をご紹介しました!
その他にも本当に色んなパターンの整備があるんですが…さすがにご紹介しきれないです(笑)
今日も接客をしていて名刺を渡したら『あーあの桜井さん』と言われました(笑)
ど う も 桜 井 で す 。
カーライフプロショップ クルーズ
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火曜日(インポートプラザ)
駐車場:あり
新HP→http://cruze-importplaza.com/
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投稿者:クルーズのブログ | 駆け出し社員桜井の日記 | 投稿日:2014-11-16 17:34:01 | コメント ( 0 )