わたしはナナ
わたしのヌシさんは、イッセさんというのよ。
四国の高松の人だそうで、もっとも19の時に、国を追われて、十勝の地に逃げ込み、もう40年近くになるそうよ。
国を捨てたと言ってる割には、望郷の思いがあるのでしょうね、時々、うどんをつくってんでしょう、窓越しにうどん粉を踏んでいるのを見かけるのよ。でもあれは喰い意地の張った、うどん好きなだけ、とわたしは思っているのよ。
うどんはいただいたことあるけど、わたしは、あの長いのすすりこむことが出来ないので苦手。でもヌシさんは、山盛りのうどんを笑いながら、のどに流し込んでいくのよ。ちょっと、ブキミ。
投稿者:看板犬、なな | 投稿日:2009-09-10 22:43:28 | コメント ( 0 )