帯広ナビ | 帯広なびブログ

新コンテンツスタート!

 こんにちは。十蔵です。
帯ナビでは新しいコンテンツがスタートしました。
「十勝ぶらり旅」通称「ぶらとか」といいます。
普段クルマで通り過ぎてしまうような所を
徒歩で探索し、妙なもの、変なもの、面白いものを探そうという魂胆です。
果たして何が出てくるでしょうか。第一回目は電信通りです。

ぶらとかを見る

あっそれから、皆さんの周りにある「妙なもの、変なもの、面白いもの」を
教えてください。どんどん行ってみたいと思います

ウニはちょこっとだけが旨い

ついついウニを残してしまいました。


ウニの軍艦巻き食べるとき「何となく物足りない」って思いませんかぁ?
折りごとスプーンで食べてみたいと思いませんかぁ?
ワタシは食べたことがあります。

 利尻島に出張で行った時のことです。連絡船で到着してとりあえず 近くの食堂でフンパツして「海鮮ラーメン1800円」を食べました。
いやあウニエビイカタコあわびに蟹ホタテと豪華三昧。
麺が見えないほど。
で、食べながらメニューを見ていると「ウニ丼2300円」と「丼ウニ27000円」というのがあります。「ゼロいっこ多くねぇ?」と同行者に言いましたが「なんだろうねぇ」といったまま忘れていました。

翌日、訪問先で「丼ウニ食うかい?」と言われてでてきたのが大丼いっぱいのウニウニウニ。。。。。。。
ウニ以外何も入っていない、たぁーっぷりのウニ。
こんな体験はおそらく人生のうち二度と無いでしょう。チョロっと醤油をたらし喜び勇んでかき込んだ。やばいくらい旨かった。
「おかわり食うかい?」って言われましたが、
さすがに二杯目というわけにはいかないので丁重に遠慮申し上げました。(なにしろ一杯二万七千円もするシロモノですから)

 数分後、別の訪問先で「丼ウニ食うかい?」と言われました。まだ濃厚な後味が舌の奥に残っていたのでここでも丁重にお断りさせていただきました。
更に次の訪問先でも。。。
「この島はお茶代わりにウニを出すんかい!」と急速にキレていくのが実感できました。

 そして仕事も終わり夜には仲間内で「なんか島の旨い店で呑もうや」っていうことになり「ちゃんちゃん焼き」やら「つぶの刺身」におおかた手をつけ終わった頃、我々がいることを聞きつけあちこちから島の名士たちが続々現れました。
皆、手に手にインスタントコーヒーの大瓶を持っています。
「ウニ持ってきてやったぞ」と満面の笑みを浮かべられてはこちらも
「どーも、どーも夢のようでぇ〜す」と声を裏返して言うほか無い。
次々にドボドボッとあけられ、店一番の大皿はかくして軟体星雲系ヌメヌメギタギタフラジリス星人のてんこ盛りとなりました。
せっかくの好意を無にするわけにいかず、脂汗を流し、えづきをこらえ胃に流し込みました。なんだか足の親指が痛くなってきそうです。
このときの涙目は感涙と映ったのでしょう、「さあもっと食え」と飲めや歌えの宴は夜更けまで続くのでした。

 翌日港に、昨日のインスタントコーヒービンの人たちが見送りに来てくれました。
「これフネん中さ喰ぇ!」と頂いたウニ入り大型インスタントコーヒービンが4本!
一人いっぽんづつ。
足の親指が急速にシクシクしてくるのがわかりました。
いたましいけれど、利尻の人々には大変申し訳ないけれど、
船旅の帰路に、海の中へ丁重にお帰りいただきました。
島影もおぼろになるころ、胃の中に残る甘苦い感覚がこみ上げ、目の前がバイオレットアウトしました(要撃機の急上昇ならブラックアウトと言うところでしょうが)。
来ました来ました! ムラサキウニとバフンウニのたたりです。
われわれ4名はなるべくフネにかからぬよう、キチンと一列横隊船尾に並び、薄暮に映える利尻・礼文にむかって厳かに合掌。
トモからみなもへと、やけに黄色い虹が4筋描かれました。

そばVSうどん

 近頃化粧品代わりにナメクジやらカタツムリをすりつぶして顔に塗りたくっている方がおられるとか、、、
いやはや何といっていいやら。。。
こんにちは十蔵でぇーす。初めて書きます。

 そばとうどんは全く別の料理と思うのでどちらがよしということもないが、
二者択一の状況になったとき、ワタシは迷わずそばである。
少し前、統計をもとに二者択一をするのテレビのクイズ番組で、
ある女子大の学食ではそばの消費が圧倒的であった。
ワタシの予想は当たったが、
年代、土地を絞るとその消費量はどちらかに偏ってしまうようだ。
更に言うと冷たいそばなら更科系が好きだ。
かと言ってそば通かといえばそんなわけでもない。
なぜなら温かいそばは、キチンとした蕎麦屋さんより立ち食いそばの方が好きだ。
立ち食いチェーンでいえばもっちりした茹でたてを出す「富士そば」より大盛り無料さっぱり系の「吉そば」のほうがワタシの好みである。具は少ない方がよいが時には複雑に出汁のきいた油が醸し出す「たぬき」或いは茄子天がイイ。
ワタシの嗜好はチョイとねじ曲がっているようだ。

 しかしながらワタシは今回うどんを食した。
先輩のAkiさんと「うどん」の話にはずみがついたからだ。
香川出身のAkiさんは「うどん」に関してケッコーこだわりがあり、かなりウルサイのだ。
そーいえば昔、宇高連絡船で食った「あげたてカツ節生姜のせ蚊取り線香状醤油かけアツアツうどん50円」というのが脳裏によみがえってきた。
「かま揚げうどんが今、無性に食いたい」と、そう思ったわけです。
で、食いました。舌が焼けるほどのアツアツを。はふはふトゥルトゥルと。


 以前ウルトラマンのアルバイトで鹿児島に赴いた際、ショーは夜からなので、
昼、浜辺で立ち回りの稽古のあと、海の家風の店でうどんを食べようということになりました。
鹿児島のうどんはどんなんだろうと期待に胸を躍らせているところ、
どぉーんと出てきたのは
なんと不透明度0パーセント完全お湯色ツユのうどんであった。

 関西風のようにうっすらと黄色みがかってもいない。まったくの透明スープである。
最初、かま揚げかと思ったけれど付け汁などどこにも見当たず、それでも一応具などもきれいに並んでいるし、見た目のバランスもそこそこ。
肝心の味はと言うと、それがかなりバツグンに旨いのである。昆布とカツオ、そしてイリコなのかアゴなのかよくわからないがしっかりと出汁の旨みが効いている。
海の家ということもあり、ちょっとなめてかかったのだが侮れないなぁ。

 それより後の話になりますが、ハンガリーの中国料理店で食べたラーメンは不透明度100パーセント完全醤油スープだった。純度100パーセントの純正醤油を使ったスープというのではなく醤油をそのまま沸かしただけのものという、とてつもなく塩辛いシロモノであった。しかも麺というよりマカロニと言った方がいいくらいの極太短小麺でトゥルトゥルすするのではなく、アムアムもしゃもしゃ食い込むという、われわれ日本民族にとっては異質な料理であった。はっきしゆって(言って)これは不味い。

 ところで、ついつい惰性で吸い寄せられるように入ってしまうアンカレッジフジ食堂のかけうどん1700円。
今は安くなっているでしょうか。

 そばVSうどんから話はそれましたが、前述の番組で、
「ラーメンを食べる際、最初の一口は 麺からVSスープから」というクイズが出題.。あるラーメン屋さんでの定点カメラによる統計でした。
解答者予想はその年代によって大きく割れました。ワタシの場合は麺なのです。スープの良し悪しは許せても、麺の加水率、かん水の割合、縮れ具合によるのど越し、茹で加減はとても気になります。特に茹で加減に関してはあるとき絶妙な茹で加減であっても、次に行ったとき茹で加減が悪かったというようなムラのあるお店はもう行く気がしません。
皆さんはいかがですか?

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