ようやく私はこちらのクルーズさんにお世話になって三か月が経ちました。
そして今日から『新人桜井のクルーズ日記』から『駆け出し社員桜井の日記』というカテゴリーに変更しました！
…と言っても中身は新人桜井のままなんですけどね(笑)
なんとなく雰囲気だけでも変えてみようとしています。なんかの区切りにもなりますしね！
まだまだ未熟な私ですが、皆様どうぞよろしくお願いいたします！

さてさて！未だ勉強中の私ですが！
今回は北海道の人には無視できないお話をいたしましょう！

『北海道の車は塩化カルシウムで下回りが錆びていることが多い』

というお話です！


北海道ではもちろん冬には雪が降りますよね
豪雪や圧雪、アイスバーンなどなど。北海道に住んでいたら避けられないことです。
そして冬になると路面の雪が氷になることを防ぐために
『凍結防止剤』
を路面に撒きます。皆さんも目にしたり聞いたことがあると思います。
その凍結防止剤なのですが、多くの場合は塩化カルシウムを使用しているものが多いです。

塩化カルシウムは非常に吸湿性が高く、水分を強力に吸収します。
この水分を吸収した塩化カルシウムは自らが液化し、このとき通常０度以下で凍ってしまう水分の凍る温度を下げてしまうので、０度以下になっても凍らなくなります！
こうやって液化した塩化カルシウム溶液が隣の氷に次々と浸潤していき、周りの氷を溶かしていきます。
この塩化カルシウムの害はいろいろと報告されていますが、鉄などの金属については、サビの発生を促進してしまうことがひとつ挙げられます。
つまり、車体についたままで放っておくと、通常よりかなり早いスパンでサビが進行してしまうケースがあります！


しかし大丈夫です！塩カルの対策をきちんと覚えておけば、サビの進行は弱めることはできます！

凍結防止剤が散布してある雪道を走った可能性が高いときは、できるだけ早く洗車を行い、凍結防止剤を洗い落とさなければなりません。
ただ、洗い落とすといっても細かなところまでゴシゴシする必要はありません（もちろん、細部まで洗い落とすのがベストですが）
塩化カルシウムは水分を強力に吸収しますから、どんどん水を吸収させて、もう水が吸収できないというところまで水を供給してあげれば良いだけです。
いわゆる、中和をしてやることになります。

洗車する時はほとんど車の真下には水がかからないので、足回りや車体中央部などを狙い、水がよく行き届くようにします。
しっかりと水分を行き渡らせて中和してしまえば、サビがほんの少し発生しただけても、そこから少しずつ広がっていくからです。
できるのであれば毎回、もしその日や翌日には無理というときでも１週間以内には、しっかりと水で洗い落とすのが無難ですよ！


以上が塩カル対策でした！
きちんと対策を取っているとある程度はサビの進行を防げるんですが…なかなか冬場に毎週洗車なんてしてられないですよね…実際は(笑)

ここだけの話、本州の人は北海道の車を毛嫌いし人気が落ちるらしいです。
東北とかも雪降るんですけどね(笑)
なので『北海道の車』ってだけでちょっとNGの方もいらっしゃるわけです

ちなみに当店もオークションでは本州から車を取ることが多いです。
やはり塩カルの被害は車の寿命に大きく関わってきますので、お客様に長く乗っていただける車をお選びするからです。
そして当店が本州のお客様にお売りする際には、下回りを極力綺麗にしてお渡しするように心がけています

車をリフトに上げて…


綺麗な車の下回りはこのようにサビ箇所がほぼ見つかりません




先ほどの上記に張り付けた錆びた写真のような箇所はほぼ見当たりませんね！
これは乗っていた方の管理の賜物でもあります。本当に素晴らしいです
もちろんそれを落とさないように当店でも下回りは極力清掃して、綺麗な状態を保つように心がけております

さらに驚くのはこの車、ベンツなんですけど実は平成4年車(1992年)の20年落ちでこの綺麗さです！
この年式でこの状態はちょっと本州でもなかなか無いかも知れませんね！

お売りする車はなるべく下回りも綺麗な車を
当店に置いている車は綺麗な状態をなるべく維持するように管理を
これからも当店は続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします！

以上！洗車も本気な桜井でした！それでは！

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投稿者：クルーズのブログ | 駆け出し社員桜井の日記 | 投稿日：2014-06-18 13:50:29 | コメント ( 0 )