変身ベルト(ポーズをとりながら)
どうも桜井です。
本日は当店の工場のご案内をさせてもらおうと思います。
今日は『ベルト交換』をしている風景をまずはご紹介しますね!
…簡単にベルト交換と言っていますけど、わからない方もいらっしゃいますよね。
大丈夫です。わからない方も置き去りにしませんよ!(笑)
えーそもそもベルトってどこのベルトって感じですよね。
車でいうベルトというのは
『機関運動をベルトが伝いカムシャフトを…
エンジンがタイヤを動かすのに使う、ベルトです(ざっくり言った)』
まあベルトがタイヤをぐるぐる回しているって印象で構いません(笑)
私は小さい頃に『ミニ四駆』をやっていた世代なんですけど、そのミニ四駆の
【モーターとタイヤの繋ぐ鉄の棒】
と言えばピンときます(あーあの棒の役割かー、みたいな)
すごい今更なんですけど、ミニ四駆って本当に4WDだったんですよね。今更しみじみ実感しました(笑)
↑うわー懐かしいです。
あ。もっとわかりやすい説明を思いつきました。
自転車のチェーンです。
これが車でいうベルトです(だったらミニ四駆のくだりはいらなかったんじゃ…)
話が反れましたね。えーとタイミングベルトを交換する作業です
エンジンルームを空けましてー
タイミングベルトはこの左側にあるヤツです。
タイミングベルトが確認できました!たいぶくたびれているベルトになっております!
こちらを交換して新しいベルトに交換します。
よく車の寿命が10万kmと言われているのは、実はタイミングベルトの交換時期が大体10万km前後もしくは10年だからです。
タイミングベルトの他にチェーンベルトというものがあります。
これは先ほど言っていた自転車のチェーンの車バージョンという認識で大丈夫です。
というかまんまです(笑)
元々はすべての車はチェーンベルトでした。
ですが1990年以降、高性能なタイミングベルトの登場により、タイミングベルトに比べコストや静粛性等に劣るタイミングチェーンが使われることは少なくなっていきました。
しかし、2000年代以降、ベルトよりコスト高であることに代わりはないが、チェーンのコマとローラーを小型化するなどの改良によって騒音は大きく低減されており、抵抗の少なさ、軸方向の寸法の小ささ、耐久性(信頼性)などでベルトより優れることから、再び主流になっております。
タイミングベルトが切れると、停止したバルブとピストンが干渉し、バルブクラッシュを起こす恐れがあります。
これは致命的な故障になり、修理代の高額さから、廃車を余儀なくされる場合も少なくありません。
本当にタイミングベルトとチェーンベルトは一長一短なんですね。
もちろんチェーンベルトにも寿命もありますが、タイミングベルトに比べると3倍近い寿命です。
現在もタイミングベルトの耐久性の向上は常に図られていて、ベルト自体の材質や構造も進化しているものの、絶対的な耐久性への不安が残っています。
近年ではピッチが小さく静粛性の高いチェーンが広く一般化してきつつあります。
メルセデスベンツやBMWの多くはタイミングチェーンが採用されています。
国産もチェーンベルトの車が増えてきていますが、輸入車のチェーンベルトはけっこう多かったりします。
ベルト目当てで輸入車を購入するお客様もいるかもしれませんね(笑)
以上。今回はタイミングベルトのお話でした!
たまにはインポートプラザ(ショールーム)以外にも当店の整備工場のお話もしていきますね!
カーライフプロショップ クルーズ
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火曜日(インポートプラザ)
駐車場:あり
新HP→http://cruze-importplaza.com/
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投稿者:クルーズのブログ | 駆け出し社員桜井の日記 | 投稿日:2014-09-23 15:59:24 | コメント ( 0 )