おかげさまで、ブログ、ショップページともに多くのみなさんからアクセス
いただけるようになりました。誠にありがとうございます。多い日は200名
近くの皆さんが、私たちからの情報をご覧いただいているとのことです。
深く感謝いたします。アクア業界のページとしては、異例の人気とのこと
です。さて、本日は、イモリ類入荷情報、そして、熱帯魚、水草などの、
個別の品揃えと価格についての情報をお知らせします。
ヨーロッパ産陸生イモリ3種が届きました。最初の写真は、マダライモリ
です。ヨーロッパアルプスを中心に、イベリア半島からフランス中部まで
の山地帯を中心に分布する、全長8cmほどの陸生イモリです。人工のエサ
にも馴れやすく飼いやすい種で、温度も、2℃〜26℃程度の広範囲で
活動します。
二つめの写真は、ミナミクシイモリです。半水生種で、暖かい季節は
少しだけ湿った陸上で生活し、10℃未満の寒い季節になると、水の中に
生活の場を移して、成熟し産卵します。飼育や繁殖が容易なヨーロッパ産
陸生イモリとして知られ、やはり人工のエサにも馴れやすい種です。
3つめの写真は、小型種スベイモリです。産卵のとき以外は水に入らない、
完全な陸生種で、中央ヨーロッパから西アジアまで広く分布する種です。
湿気を嫌う種で、また水槽の壁登り(脱走)の名人なので蓋には細心の
注意が必要。高温は苦手なので夏も25℃程度までの管理を行うと体調を
保てます。よく活動し小さい体に似合わず大食漢です。
これらの珍しいヨーロッパ系陸生イモリは、千葉県の趣味家のご厚意で
展示が実現したものです。小さな水槽で楽しめる生きものの一つとして
知っていただくことを目的に、小さな大自然の店に登場しました。
価格は上記3種それぞれ、5000円、3000円、3000円です。マニア向けの
インターネットショップなどで時折見かける場合の価格より、安いお値段
で提供させていただきます。
中々みる機会がない種類ですので、この機会に、ぜひ一度は実物をご覧
いただきたいと思います。
また、日本産(水生イモリ)の、アカハライモリも現在入荷しています。
珍しい伊豆諸島産の、外敵がいない場所生まれで人に馴れやすいイモリです。
こちらは800円で販売しています。
日本産イモリは水生で、熱帯魚、金魚、メダカなどと同様に、ブルカミアや
富源粒を敷いた底面濾過の水槽で、水換えなしに手軽に飼育ができます。
小さな大自然の店に入荷した生きものは、熱帯魚、金魚、メダカ、淡水魚、
観賞エビ類をはじめとして、現在166種類。水草は48種類。
このうち、人気の束売り400円均一水草は24種。ほかにも、カワゴケ、
プレミアムモス、南米ウィローモス、また、クリプトコリネ5種、
エキノドルス7種、などなど、個別販売品が充実しています。
熱帯魚は小型種を中心にそろえ、200円で飼える種を37種そろえている
ほか、珍しい種でも300円(ラスボラベガエなど)、400円(ワイルド
ラミーノーズ、ゴールデンラミーノーズなど)で販売するものをそろえ、
さらにお問い合わせが多い、ヨーロッパブリードなどの希少種
(プラチナベールフィンテトラ、プラチナグリーンスマトラ、
インパイクチスケリースーパーブルー、ロングフィンアカヒレ、
コーヒービーンテトラなどなど)も、600〜1200円でそろえています。
小さな大自然の店は、小さなお店ですが、140本以上の水槽で、
多くのみなさんが、選べて、楽しめる店を目指して、日々充実を
図っています。年中無休化により、いつでも10時〜19時に皆さんと
お会いできますので、どうぞ気軽にお立ち寄りください。
投稿者:熱帯魚 水草 帯広 環境ホタル塾 ブログ | 投稿日:2010-03-08 12:03:48
このグッピーの品種名は、サドルブルーモザイクといいます。
小さな大自然の店には、現在、15品種のグッピーが入荷しています。
グッピーは、子どもを産ませやすく(産卵でなく体内で卵をふ化させて仔を
出産します)、初心者でも簡単に楽しめる小さな熱帯魚として人気ですが、
品種はよく知られているだけでも150程度あり、色とりどりの中から好きな
模様のものを選ぶことができます。
2枚目の写真は、RREA(リアルレッドアイアルビノ)ネオンタキシード
という品種のグッピーです。小さな大自然の店では、現在、信頼ある国産
グッピーに限定して、低価格での販売を行っています。
1)「国産グッピー」とは
日本国内の繁殖家、専門業者が純粋に系統繁殖したものです。15年ほど
前から、シンガポール産グッピー、そして数年前から、スリランカ産グッピー
の中に、死亡率の高い新しい細菌性の病気が流行して以来、国産グッピーに
対する再評価が高まりました。水槽で、23〜25℃程度の本来の適温域で
育成されており、生産者をきちっと選べば、繁殖力も寿命も長く、また
繁殖させた場合に、親と同じ観賞価値の高い個体が多く育つことも、
魅力となっています。外国産グッピーの中にも、信頼ある生産者の中には
病気に対して完全に対策を取り、また系統維持や改良管理がしっかりした
グッピーがいますが、27〜29℃の条件で養殖されている養殖場が多い
ことから、尾びれの垂れ下がりなど老化現象や寿命が短いものが多いなど、
国産グッピーとはさまざまな点で性質が異なっています。
2)子どもを食べてしまうグッピーとは
グッピーは、ストレスを感じると、産んだ子どもをすべて食べてしまいます。
これは自然界で、隠れ家となる水草の茂みが少ない状態で、つまり天敵である
野鳥や肉食性ナマズ類などに見つかりやすい状況でお産を迎えると、自分の
栄養にしてまた産みなおした方が良いという本能が働いて子を食べるという
反射的な行動を取るのと、同じ心理状態によると考えられています。
シンガポールなどでは、四角いため池に、1m弱の四角い網イケスを多数
浮かべ、品種ごとに養殖していますが、特に水草などを入れないで育てる
ため、成長競争は激しく、生き残って出荷されてくるグッピーは比較的気が
強いものが多く、競争心からか、子もよく食べてしまいます。
グッピーが子どもを食べないように、産卵箱など隔離して繁殖育成する
器具も売られていますが、国産グッピーでは、飼育水槽に水草をたくさん
茂らせていき、隠れ場を多く設けてあげることで、多くの子どもたちを
生かすことができます。
3)混ぜて飼わないのが長く楽しむコツ
色とりどりのグッピーを、混ぜて一緒に飼うと、まるで3色以上の水彩
絵の具を混ぜた後の洗い水のように、黒ずんだ灰色や茶色の子どもたちが
たくさん生まれてきてしまいます。グッピーを飼う場合は、気に入った
品種を厳選して、単一品種で飼育するのがもっとも長続きする方法です。
3枚目の写真は、ギャラクシーブルーモザイクグッピーです
現在、小さな大自然の店には、
・ドイツイエロータキシード、
・ゴールデンドイツイエロータキシード
・ドイツ系ブルータキシード
・RREAネオンタキシード
・オレンジレースコブラ
・ブルーグラス
・レッドグラス
・ガラスのグラス(ブルー)
・RREAブルーグラス
・サドルブルーモザイク
・ギャラクシーブルーモザイク
・RREAジャパンブルーモザイク
・RREAスーパーホワイト
・エンドラース
・エンドラーズラグナデバトス
通常、1ペア5000円以上で販売される国内有名ブリーダーによる
優良系統を中心に、1ペア1500円〜3000円のお買い求めいやすい
価格で、販売しています。
まだまだ追加登場予定です。グッピーに興味のある方も、小さな大自然の店に
どうぞお越しください。特に、はじめての方は、店で実物をご覧になり
ながら、やさしい飼い方殖やし方について店員にお気軽にご相談ください。
投稿者:熱帯魚 水草 帯広 環境ホタル塾 ブログ | 投稿日:2010-03-07 11:26:35
特別販売400円レッドビーシュリンプの写真です。おかげさまで、たくさんの
皆さまから好評です。お店のブルカミア水槽で、繁殖した自家産ビーシュ
リンプを、ただいま、限定販売しています。そのため、大きさはまだ小さい
のですが、価格はおよそ1/3です。ビーシュリンプは知っているけど、まだ
飼ったことはない、というエントリーユーザーの皆さまに、お勧めしています。
ブルカミアなど、広瀬製ソイルで、小さな大自然のお店でお勧めしている、
水槽全面に底面板を敷いた底面循環を行うだけの水槽で、ビーシュリンプは、
簡単に元気に育ち、繁殖も手軽に体験できます。ビーシュリンプが、水換えを
しない水槽で、どうして死なせずに簡単に飼えて、繁殖までやさしく体験
できるのでしょう。
1)水底に汚れや腐敗菌が増えないから
ビーシュリンプのエラに雑菌を浴びせたのでは、死なせてしまいます。
ブルカミアやレッドビーサンドなど、広瀬製の丈夫な無肥料ソイルを
使用し、底面濾過を行うと、水槽中の水は、全面にわたってソイルの
中に吸い込まれていき、フンなどは内部で瞬時に微生物分解されます。
水の動きが下方向に常に吸い込まれる流れなので、汚れや腐敗菌が
漂ったり、エビのエラに向かって湧き上がってくることがありません。
空の水底や、底面循環をしない従来型の水槽では、エサの残しや、
その他の汚れが生じたときには、そこにとりつく腐敗菌をエビのエラが
直接浴びてしまい、環境バランスを崩すとコロコロと次々に死んで
しまうことがよくあり、これを避けるには注意深い世話が必須でした。
2)水換え不要で長期水質安定だから。
広瀬が保有する特許技術の一つ、両性緩衝作用。
原料土に特殊な相性の酸性土とアルカリ土を組み合わせることによって、
強力な水質安定をもたらします。ブルカミアDの場合、千葉県東部や
沖縄など極端な硬水地域ではpH6.5GH8〜10程度、北海道の
大半や、秋田、愛知をはじめとする全国に散在する極端な軟水地域
では、pH6.1GH4〜6程度の安定水質を得ることができ、底面
濾過によって数分以内で全水量をソイル内部に通水し続けると、その
あと、1年以上、水質は変化しません。しかも底面濾過内部に繁殖する
200種以上の微生物が分担して、アンモニア等有害物質の硝化
(酸化分解)や、脱窒(還元)までのあらゆる微生物浄化作用を
長期間行うため、1年半〜2年、水換えなしに飼育が可能になり
ます。稚エビが生まれても、同じ水のままで、入れ替えをせずに、
親エビとも一緒のまま、何の手間もかけずに飼うことができます。
3)フレークエサ中心で飼育する新しい方法だから。
各社発売の「エビ専用」を詠ったエサは、固まりで水槽底に置いて、
エビがエサの匂いで寄り集まってくるのを見て楽しみながら給餌する
タイプが中心です。しかし匂いが強くエビを勢いよく集めるから良い
エサとは限らず、中には、自然界でのビーシュリンプの栄養要求と
大きく異なった原料バランスの製品も見られます。小さな大自然の店
では、小松菜、グリーンピース、海藻、マリーゴールドなど植物性
原料を7割使った、カクテル7n黒缶(グッピー用にお勧めしている
もの)を、ビーシュリンプの主食として使っています。水と混ぜて
水槽に流し込むと、瞬時に水底に沈み、ビーシュリンプは食べ残し
なくよく育ち、良い発色も保ちます。
※今後、水草育成ディスプレイ実況、生きもの各種の価格公開から、
新着の各種魚類、水草などについて、どんどんご紹介しようと
計画しています。そして、お店で実現している、去年9月開店
以降水換えなしという飼育方法についても、同じ体験を皆さんに
していただけるように、その秘密を公開していきます。
投稿者:熱帯魚 水草 帯広 環境ホタル塾 ブログ | 投稿日:2010-03-05 06:04:09